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今までADHDの薬はコンサータやストラテラしかありませんでしたが、ついにインチュニブ錠が日本で発売されました!

コンサータやストラテラで効果が感じられなかったり、副作用によって薬の継続ができなかった人にとってはうれしいことですよね!



しかし新たなADHD治療への選択肢が増えてうれしい反面、やはり副作用については気になる人が多いようです。

そこで今回はインチュニブ錠の副作用(血圧低下、眠気)はどの程度起こるのか、対策方法と一緒に紹介したいと思います。

インチュニブ錠について

インチュニブ錠は日本で3番目に発売されたADHD治療薬です。

日本で発売されるまで世界の33ヵ国で販売されていた実績のある薬です。

インチュニブはコンサータやストラテラと作用機序が異なるので、ADHDへの効果に期待が高まっています。

インチュニブ錠の効果については、以前にまとめましたのでよかったらご覧下さい!




現時点では小児しか適応が承認されていないので、大人の方には処方できません。

インチュニブ錠が大人でも服用できるようになったら、以下の記事でお伝えしたいと思います。

インチュニブ錠の副作用の発生頻度と対策方法

それでは、ここからインチュニブ錠の副作用(眠気、血圧低下)についての発生頻度と対策方法について紹介していきます。


ただ誤解していただきたくないのですが、ここでお伝えする副作用はインチュニブ錠を服用した全員にでるものではありません。

こういった副作用があるんだ程度で読んでいただければと思います。

インチュニブ錠の副作用①眠気の発生頻度と対策方法

インチュニブ錠の副作用として比較的発生しやすいのは眠気です。

発生頻度は臨床試験(薬の販売の承認をうけるための試験)で57.5%と報告されています。

なのでインチュニブ錠を服用したら、だいたい2人に1人は眠気がでてしまうことになります。



現時点ではインチュニブ錠は子供(6歳以上18歳未満)しか飲めないので、車の運転中におきる眠気の危険性はありません。

しかし人によっては自転車や原付バイクには乗ることもあると思うので、その時は眠気に気をつけないといけませんね。



また6歳以上18歳未満だと学校に通っている人も多いと思います。

そのため学校でインチュニブ錠の眠気がでてしまうと先生から

  • 怠けている
  • だらしない
  • 集中力がたりない

とみなされ、評価が下がってしまう可能性があります。


こうならないようにインチュニブ錠を子供が飲むようになったら、先生に眠気がでやすい薬を飲んでいることを伝えておくといいですね。


そしてインチュニブ錠によって副作用の眠気がでてくると体がだるく感じたり、ぼーっとしてしまうことがあります。

インチュニブ錠を服用する子供がまだ小学生の場合、高い遊具に登ったり、体育で組体操をすることもあるのでケガをしないように注意しましょう。

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インチュニブ錠の副作用②血圧低下の発生頻度と対策方法

次にインチュニブ錠の副作用として現れやすいのが血圧低下です。

発生頻度は臨床試験(薬の販売の承認をうけるための試験)で15.4%と報告されています。

つまりインチュニブ錠を服用したら、だいたい4人に1人は血圧低下の症状が現れる可能性があるということですね。


インチュニブ錠において血圧低下は副作用として扱われていますが、昔この血圧低下を効能として日本で発売されていた時期がありました。

※商品名はエスタリック錠。成分はインチュニブ錠と同じグアンファシン。商業的な理由で現在は販売されていません。


血圧低下という副作用が起きているかどうかは、子供が気付くことはなかなか難しいです。

しかし軽度な血圧低下ならば少し休憩すれば落ち着くことが多いですが、症状が重いと失神してしまう危険性があります。


そこで病院で血圧を測るだけでなく、家でもインチュニブ錠を飲んでいる間は血圧を測ることをお勧めします。

人によっては血圧低下とともに、徐脈(脈拍数が少なくなる)こともあるので血圧と脈拍は定期的に記録しておくといいですね。

また血圧低下は体の水分量が少ないと起こる可能性が高くなります。

夏場の暑い時期や部活やサークルなど運動する時は、脱水症状にならないように水分をこまめに補給するようにしましょう。

インチュニブ錠の服用を急にやめない!

ここまでインチュニブ錠の代表的な副作用である眠気と血圧低下についてまとめてみました。

一度インチュニブ錠で副作用がでてしまうと、もしかしたら怖くなってインチュニブ錠を飲みたくなくなってしまうかもしれません。

しかし、勝手に自己判断でインチュニブ錠の服用を中止するのはやめましょう!


というのもインチュニブ錠の服用を急にやめてしまうと一時的に血圧が上がったり、脈拍数が増加してしまうことがあるからです。

海外では急にインチュニブ錠を止めたために、高血圧性脳症(急激な血圧上昇により頭痛、吐き気、けいれんなどが起こる)になってしまった事例が報告されています。

なのでインチュニブ錠を服用して何らかの副作用がでてしまったら、まずは担当医に連絡して指示を仰ぐようにしましょう。

まとめ

今回はインチュニブ錠の副作用である眠気、血圧低下の発生頻度と対策方法についてまとめてみました。

副作用に注目した記事だったので、もしかしたらインチュニブ錠を飲むことが少し怖くなったかもしれません。


しかし、インチュニブ錠は低用量から飲み始めて、慣れてきたら段々と増量していく服用方法なので副作用はそこまででないと思います。

服用法を守ることは副作用の可能性を減らすことなので、きちんと服用方法通り飲むようにしましょう。

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