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最近になって大人のADHDへの関心が高まっていますが、もともとADHDは子供の発達障害として扱われていました。

というのも子供の頃にADHDと診断されたとしても、大人になるにつれて症状が改善したり、目立たなくなると考えられていたからです。

ADHD 大人 特徴 症状
しかし昨今の世界の研究結果では大人のADHDの割合は2.5~4.4%(100人いたら2人~4人)という報告もあるので、大人のADHDは決して珍しいものでもありません。

【参照:Kessler RC. et al., Am J Psychiatry, 163(4):716-723, 2006,Simon V. et al., Br J Psychiatry, 194:204-211, 2009】


今回は大人(男性・女性)のADHDについてより理解してもらうために、あらわれやすい特徴的な症状についてまとめてみました。

子供のADHDとの特徴的な症状の違いとは

大人のADHDの特徴的な症状を確認する前に、子供のADHDとの違いについて確認してみましょう。

子供のADHDの特徴的な症状といえば

  • 椅子に長時間座れない
  • 遊具の順番を待てない
  • 1つの遊びに集中できず、途中で他の遊びにうつる

などがありますが、

子供ADHDの特徴的な症状についてはコチラ⇩⇩

大人のADHDの場合、個人差はあるものの多動性(じっとしていられない)は少なくなり、不注意(忘れやすい)が目立つことが多いです。


また子供の頃はADHDの症状があっても学校の先生や両親のサポートがあるので特に問題なく生活できることが多いです。

しかし大人のADHDの場合は周りの環境やサポートがないことが多く、仕事や家庭内でのミスやトラブルが増えてくるため自己嫌悪やうつ状態・不安障害など精神的な二次障害を抱えてしまうことがあります。


自分だけで乗り切ろう、解決しようとすると精神的に疲れてしまう危険性があるので、検査を受けてみるのも1つの手です。

ADHD検査の種類についてはコチラ⇩⇩

大人のADHDの特徴的な症状

ここからは、大人のADHDによくみられる特徴的な症状を紹介していきますが、あくまで例なのでもし自分が経験したことがある事例であっても「自分はADHDなんだ…」とは思いこまないように注意して下さい!

大人ADHDに特徴的な症状:思いつきで行動し、途中で挫折

大人のADHDの方は発想力が豊かな人が多く、誰にも思いつかないようなアイデアを思いつくことがあるので仕事のプロジェクトなどを立ち上げる時に力を発揮しやすいです。

しかし、プロジェクトを進めるにつれてちょっとした問題にぶつかったり、仲間と相談しなかったためミスが発生したりすると「面倒だな」と感じてしまい、すぐにモチベーションが下がってしまうことがあります。

そしてせっかく立ち上げたプロジェクトも途中で放り出してしまうこともあるので、このようなことが続くと、会社の仲間から「いいかげんなやつだ」、「自分勝手だ」と思われて評判が下がってしまう危険があります。


また家庭がある人では、急に「○○へ行こう!」と思いつき何も準備をすることなく、家族をドライブへ連れ出してしまうことがあります。

ここで家族が喜んでくれればまだいいのですが、何も調べていないため途中で迷ってしまったり、目的地が休業していたりすると家族の仲も険悪になってしまいます。

大人ADHDに特徴的な症状:衝動買いをする

大人になると子供のように急に走り出すなどの身体的な衝動性は落ち着きますが、心理的欲求の衝動性が強い方はいます。

そのような方は目の前に欲しいものがあると、家賃や公共料金の支払いなどのために残しておいたお金で衝動買いしてしまいます。

また計画的にお金を使おうという思いがないためクレジットカード返済が追いつかず、借金をつくってしまうなど金銭管理が苦手な方が多いです。

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大人ADHDに特徴的な症状:ルーティンワークが苦手

大人のADHDの人にはルーティンワーク(毎日の決まりきった作業)が苦手な方が多いです。

仕事場では業務報告や日報などまとめるのが苦手で、印鑑の押し忘れや単純な入力ミス、記入漏れが続いてしまいます。

作業自体が難しくなく、何度も繰り返し同じミスを起こしてしまうので周囲からは反省していない、進歩がないと思われがちです。


また日本では女性が家事を行うことが多いのですが、ADHDの人の場合、掃除・洗濯・料理などの毎日の家事がうまくできない人が多いです。

そのためストレスをため込んだり、自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

大人ADHDに特徴的な症状:片付けができない

大人のADHDの人は片付けができない傾向があります。

仕事では机の上が散らかっていて重要な書類をなくしてしまったり、家庭では服が床に山積みになっているということがあります。

このような状態が続くと仕事のミスが増えたり、家族の間でのトラブルの原因になることもあるので注意が必要です。

大人ADHDに特徴的な症状:人の話が聞けない

大人のADHDの人は長い間、人の話を聞くことができない人が多いです。

そのため会社の会議では退屈になって寝てしまったり、相手が説明しているのに割り込んで意見を言ってしまいます。

人によっては

  • 貧乏ゆすり
  • ペン回し
  • 机をたたく
  • 頻繁に足を組みえる

という癖がでてしまうことがあります。


また女性の場合、子供会やPTAに出席される方も多いと思いますがここで空気を読まずに思ったことを発言してしまうので、ママ友達とうまくコミュニケーションがとれないこともあります。

大人ADHDに特徴的な症状:計画性がない

大人のADHDの人には未来を予測して計画を立てることが得意ではない人がいます。

最初は「やらなくては!」と思うのですが、すぐに「後でいっか」と考えてしまうようです。


そのため仕事では

  • 書類の提出期限を守れない
  • 同時進行している企画の期日に遅れる

などのミスをしてしまいます。


また女性が家のことを任せられることもあると思うのですが

  • 子供の保護者会の返事をだすのを忘れる
  • 賞味期限の切れた食材が冷蔵庫に溜まってしまう
  • 公共料金の支払いを忘れる

などの失敗をしてしまうのも大人のADHDの特徴的な症状といえます。

大人(男性・女性)ADHDの特徴的な6つの症状まとめ

今回は大人(男性・女性)ADHDの特徴的な6つの症状についてまとめてみました。

大人になるとどうしても仕事や家庭においてある程度責任をもつ立場になるので、ADHDの症状がきっかけで周りからの評判が下がってしまうことがあります。

ここで一人で悩んでしまうと精神的にも負担になってしまうので、病院や周りの人に相談するようにしましょう。

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